車のへこみ修理は保険が適用されるか

結論から言うと、車のへこみ修理には保険が適用されます。車のへこみ修理で適用される保険は「車両保険」であり、加入していれば修理代を安く抑えることが可能です。車両保険に加入していない場合、修理の料金は全額自腹になります。

ただし、保険を利用すれば必ず得をするというわけでもありません。車の保険にはいくつか種類があるため、傷の具合によっては損をする場合もあるからです。保険の種類の選択や、保険を利用したほうがよいかどうかの判断については、慎重になる必要があります。

車両保険の種類

車両保険の種類には、一般型とエコノミー型の2つがあります。一般型は補償される範囲が広い保険ですが、それだけ保険料は高くなってしまうこともあるでしょう。一方、エコノミー型は補償される範囲が狭い分、保険料は安くなります。

相手方の過失による事故・自損事故・当て逃げなど、へこみが生じる理由は様々で、それによって保険がおりるかどうかも決まるのです。すべての範囲で補償を受けられるようにしておきたいという場合は、保険料の高い一般型を選んだほうがいいでしょう。

また、エコノミー型など他のプランの場合、へこみができた理由によっては保険がおりないケースもあるということを覚えておいてください。

保険を使うかどうかはケースバイケース

一度保険を使うと、それ以後の保険料はさらに高くなります。へこみの具合がひどく、修理費用も高くなりそうなときは保険を使ったほうがいいでしょう。しかし、へこみの傷がごく小さい場合は修理代を自己負担し、保険料の額はそのまま維持したほうがお得な場合もあります。

修理費用を自己負担して保険料をそのままにするか、保険を使ったうえで保険料の増額を受けるか、どちらを選択するかは修理費用がどれくらいかかるかで判断したほうがよいでしょう。