等級と保険料の仕組み

等級は保険料の割増引率を決めるための区分であり、自動車保険では1～20等級（1部22等級）の区分があります。自動車保険を契約した年は6等級から始まり、その年に保険を使用しなければ翌年は1等級上がります。それに伴い保険料の割引率も上がるのです。

逆に、事故を起こしてしまえば等級は下がり、保険料の割引率も下がります。事故を起こした場合、事故の内容によって「ノーカウント事故」「1等級ダウン事故」「3等級ダウン事故」に分類され、「3等級ダウン事故」に分類されると一度の事故で3等級ダウンしてしまう仕組みです。

「自動車保険適用」と「自費修理」のどちらが得か

車を修理する際、保険を適用すれば修理費はかかりません。しかし、保険で修理を行うと等級が下がり、保険料が高くなります。場合によっては修理にかかった費用より、値上がりした保険料の金額合計の方が上回ることもあるでしょう。

そのような場合は、保険を使わず「自費修理」をした方がお得です。「自動車保険適用」と「自費修理」のどちらにするか決めるには、免責金額による自己負担額から検討してみるとよいでしょう。具体的に計算方法をご紹介すると、下記の計算式で算出した金額が修理代より高い場合は「自動車保険適用」の方がお得です。

（車両保険使用後保険料－現在の保険料）×3年＋免責金額

浜松市や湖西市で事故車修理をお考えなら、テクニックへご相談ください。お見積もり時には修理箇所の大きさだけでなく、傷やへこみの程度を加味して算出します。

1.負傷者への対処

ケガ人がいる場合、まずは救護を行い、必要であれば救急車を呼んでください。安全を確保するために自動車を移動させ、ハザードランプをつけます。

2.警察と保険会社への連絡

示談交渉には警察による現場検証が必要なので、警察に連絡をしてください。次に保険会社に連絡をし、「自動車保険の証券番号」「ドライバーの名前、生年月日、連絡先の電話番号、免許証番号、契約者との関係」「自動車の登録番号」「事故があった住所と日時」「事故状況」を伝えます。

後々、保険会社と整備工場は連絡を取ることになるので、このときに整備工場の連絡先も伝えておくとよいでしょう。

3.整備工場への車両の移動

整備工場の積載車などで事故車を工場へ移動させ、損傷状況チェックします。

4.事故車修理費用の見積もりを保険会社に報告

修理費用の概算がでたら保険会社に連絡をしてください。見積もり担当者と保険会社で修理費用や修理作業の内容の調整を行います。

5.事故車修理の完了

6.保険金の支払い

損害額の協定と示談が成立し、手続きに必要な書類がすべてそろったら、保険金が支払われます。支払いまでにかかる期間は、請求をした日を含めて原則30日以内です。

浜松市周辺で保険を使った事故車修理に関するお問い合わせやご質問は、テクニックへお任せください。浜松市から湖西市での事故車修理に対応しており、保険会社との交渉などもすべてお任せいただけます。